当院でのお産について

妊婦健診・助産師外来・院内助産・ひだまり

妊婦健診

婦人科で妊娠が確認され、お住まいの市町村で母子手帳の交付を受けたあと、妊娠12週頃から産科での妊婦健診が始まります。
妊婦健診では母子手帳と同時に交付される妊婦健康診査費用補助券(補助券)を利用することが出来ます。藤沢市以外でも神奈川県内であればすべての補助券が使えます。(他県についてはご相談ください。)
当院の妊婦健診は完全予約制となっています。
予約されていない場合は待ち時間が長くなったり、後日改めて受診していただくことになる可能性もあります。ご了承ください。
緊急性の高い症状に関しては医師と相談し対応させていただきます。まずは産科外来へお電話ください。
当院では医師による妊婦健診“医師健診”と助産師による“ひだまり”の2つの健診コースがあります。どちらもお母さんと赤ちゃんの健康をチェックする大切な健診です。コースの選択に関する詳細は当院初回の妊婦健診時にご案内しています。助産師によるひだまり健診に関しては下記ページもご覧ください。

妊婦健診を受診される方へ

すべての妊婦健診、助産師指導へはご主人とお子様の同伴が可能です。新しい命が育まれていく様子をご家族みなさまで見守って頂ければと思います。
院内では妊婦さん、付き添いのご家族ともに不織布マスクのご着用にご協力をお願い致します。
妊婦さんおよび同居のご家族に発熱・風邪症状があった場合は、自宅にて市販のコロナウイルス検査キットによる検査または病院でのコロナウイルス検査をお願いしています。
コロナウイルス陰性確認ができ、解熱し風邪症状が軽減されれば外来の受診が可能です。

助産師外来

助産師外来とは、助産師が行う妊婦健診ならびに保健指導のことです。助産師がゆっくりと時聞をかけてお話を伺いながら、お母さんがご自身の体や赤ちゃんとしっかり向き合うことができるようサポートさせていだだきます。
当院で妊婦健診を受診されている方には妊娠週数に応じて必要な保健指導を助産師が行っています。

ひだまり

ひだまりとは、妊娠から出産まで助産師が中心になって関わる当院の助産師外来・院内助産システムです。
当院の定める基準を満たしたローリスクの方が対象となります。妊娠経過などによっては医師健診が中心となる場合があります(医師健診の場合でも、妊娠週数に応じた助産師からの保健指導はひだまり健診の方と同様に受けることができます)。ひだまり健診では30分ほどのお時間を頂き、助産師によるエコーや保健指導をゆっくりと受けて頂くことが出来ます。不安や悩みなどなんでもご相談ください。
お産に対して不安を感じている方も多いと思います。妊娠中から助産師との関わりの機会をより多く設け、信頼関係を築くことで安心して出産に臨めるようにサポートしていきたいと考えております。
お母さんやご家族にとって「ひだまり」のような温かな存在でいられることが私たち助産師の願いです。
ひだまり健診は完全予約制となっております。ご予約時間の10分前には産科外来待合室でお待ちください。

院内助産について

緊急時の対応が可能な医療機関において、正常経過の妊産婦のケアおよび助産を助産師が自立して行うものを言います。

保健師助産師看護師法によって定められている業務範囲にのっとり、正常分娩の助産と母子の健康を総合的に守る役割を担っています。ひだまりにてローリスクで経過された場合は、医師と連携を図りながら分娩開始から終了まで助産師のみで対応する院内助産“ひだまり”で出産することが可能です。畳のお部屋での出産も出来ます。

ただし、産科ガイドラインに基づき医師の介入が必要と判断された場合は、医師もお産に立ち会います。

ひだまり健診スケジュール

週数 保健指導 担当
産科初診 初期インフォメーション 医師
16週前後 初期保健指導 ひだまり
20週 医師
24週 中期保健指導 ひだまり
26週 医師
28週 乳房チェック ひだまり
30週 医師
32週 後期保健指導 ひだまり
34週 医師
36週 ひだまり
37週 医師
38週 ひだまり
診療科・部門